復習編「レジリエンスの諸相(18)」第14回~第15回
レジリエンスの諸相(18)第14回~第15回の復習キロクです。
「レジリエンスの諸相」の復習もついに最終回まで到達したね~!
嬉しさと寂しさを噛み締めながら、今宵も感想を記します!
「レジリエンスの諸相(18)」第14回
第14回は「 対立と争いをめぐるレジリエンス 」です。
1980年代に起きたペルーでの内戦では、物価が何十倍にもなったそうです。
1980年代といえば、私が生まれた年代です(歳がばれるっっ!w)
その頃の日本は経済的にはバブルで好景気でしたが、一方のペルーでは大変な状況になっていたんですね。
経済格差がなくならない理由
ペルーで内戦が始まった理由の一つとして、経済格差が取り上げられていました。
経済格差は何もこうした過去に内戦が起こっていたような貧しい地域のものだけではなく、日本をはじめとしてアメリカやヨーロッパなどの先進国でも起こっています。
経済格差が無くならない理由としては、【ピケティの法則】として知られている式が有名ですよね。
★ピケティの法則
r(資本収益率)>g(経済成長率)
この式が表しているのは、資産運用によって得られる収益のほうが、労働によって得られる収益よりも大きいというものです。
高い経済成長率によって資本家は富をぐんぐん増やしていくので、労働収入の人と比べて、収益の差がどんどん広がるばかりです。
言い換えると、『資産運用しないで労働収入だけに頼ると、この先どんどん貧しくなってしまうよ』ということです。
減る年金の対抗策は?→投資信託で資産運用
日本では、なかなか賃金があがらないのに、社会保険料や税金の負担は増える一方です。
さすがに老齢年金がまったく貰えなくなる、という可能性は低いと思いますが、受給額が減るのは確実でしょう。
現に、平均年金月額は2000年には17万円代だったのが、2019年には14万円代と3万円も少なくなっています(T_T)
出所:厚生労働省『公的年金財政状況報告 令和元(2019)年度』
3万円あれば、SwitchLite買えるかな?
社会保険料の負担はどんどん増えているのに、貰える額が減るというのはなんとも悲しい、、、。
わたしの大切な3万円~(T_T)
損した気になってしまいますが、嘆いていても仕方ありません。
やはり足りない部分は、自分で備えていくしかないです。
そのためにも、円預金だけにお金を預けておくのではなく、投資で運用していくことがこれからの時代にはスタンダードになっていくと思います。
放送大学で株式投資の面接授業を受講したのをきっかけに、私も数年前からつみたてNISAとiDeCoを開始しました。
お陰様で、ここ数年の米国株好調の波に乗らせてもらっています☆
投資元本がまだまだ少ないので、資産もまだ少額ですが、これから10年、20年と育っていくのが楽しみです。
投資信託なので、買ったらあとは放置で、自分で特にできることはないのですがw
お金があると選択肢が広がる
つみたてNISAやiDeCoのように投資でコツコツ積立てをしていけば、大金持ちにはなれなくても、人生の選択肢を増やして好きなお金の使い方ができる小金持ちにはなれるかもしれません(^o^)
もちろんお金がすべて、、、とは思いませんが、お金は選択肢を増やして自由に近づけてくれる大切なツールだと思います。
お金が増えることでちょっぴりでも、自由や時間が増えるかもしれません。
お金があることでやりたいことを惜しまず、できるようになるかもしれません。
ん~、夢(と書いて現実)は膨らむ!
「レジリエンスの諸相(18)」第15回
第15回は「レジリエンスとその未来」です。
放送授業では、《最終回だよ、講師大集合!》での座談会形式です。
この「レジリエンスの諸相」は担当講師12名体制(コラム執筆者を含めると17名!)による科目ですが、最終回の放送授業では、そのうち6名の講師による座談会でした。
この既視感は、、、アベンジャーズ
それにしても1科目に12名の講師がいる豪華絢爛さは、放送大学ならではのような気がします。
そして放送授業での6名の先生方がずらりと並んでいる光景は、アベンジャーズ感が隠しきれませんw
アッセンブル!
公開順にそれぞれのヒーローの個別ストーリーを何ヶ月かかけて観ていき、エンドゲームでアベンジャーズが勢揃いしたときの高揚感といったら!
特に、インフィニティウォーからのエンドゲームの流れが最高でした、、
あぁ、記憶を消してもう一度エンドゲームを見たい〜!w
恥ずかしながら、アメコミ系は自分には合わないはず、、と40年近く食わず嫌いで生きてきましたが、勧められて観始めたらドハマリしておりましたw
2019年に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、27億9020万ドルで歴代興行収入2位という記録を持っているのも頷けます。(ずっと1位だったのですが、アバターの再上演で抜かれてしまったようです)
もうすぐマーベル最新作の「エターナルズ」が劇場公開されますね!映画はお家でじっくり観るのが好きなので、ディズニープラスに追加されたら観たいなぁ〜((o(´∀`)o))
おっと、マーベルで熱くなってしまいましたw
座談会で印象的だった内容
放送授業に話を戻します。
6名の先生方による座談会では、今までの講義を改めて振り返るような内容でした。
この授業では、個人から地球規模まで様々なレジリエンスについて考えさせられました。
特に災害に対してのレジリエンスについては、災害大国に住んでいる私達は、早いうちから学んでおくにこしたことはないとおもいます。
奈良先生や清水先生は、『自分ひとりで完結するのではなく、共感能力や互助のようにお互いに助け合えることもレジリエンスにおいては大切』ということを改めて強調されていました。
以下に、それぞれの先生がお話されたことで印象的だった内容を私なりにあげてみました。
■奈良由美子先生
・災害レジリエンスにおいては【元に戻すこと】がレジリエンスではない。何かを無くしても、新たに得たものが大きな役割を果たすこともある。
・《より良い復興》とは押し付けられるものであってはならない。大切なのは一人ひとりにとってより良い復興であること。
■清水展先生
・ 災害を契機として、新しい人間(人間関係)と社会を作っていくことができる
■ 阿部健一先生
・ 変えていくものと変えずに残していくものの見極めが必要。
・ 無数にある知識や情報を、知恵として次世代に伝えていくことが大切=教育の重要性
■山際壽一先生
・ 過去の遺産を使いながら新しい人間の暮らしを作り上げていく段階にきている。
・ 国家全体としてはいい科学技術の使い方だとしても、個に対しても果たしてそれが良いといえるのか、よく考えないといけない。
あれ、4人分の発言しかないよ?
メモし忘れてましたん、テヘペロ☆
最終回を終えて
放送授業では、様々な講師の方のお話を聞け、楽しく視聴させてもらいました。
レジリエンスについて多角的な視点から捉え考えていく科目だったので、単調にならず最後まで飽きることがありませんでした。
テキストのページ数は332ページと超大ボリュームで、読み応えがありますw(他の科目だと、大体250ページ前後が多い印象です)
分厚いです、かばんに入れると重いですw
それだけ講師陣(総勢17名ってやっぱりすごいですw)の熱い想いがぎっしりつとつまったこの「レジリエンスの諸相(18)」、受講して良かったです。
テキストと講師陣のボリュームによって、満腹感で満たされておりますw(幸せなことです)
特に防災に対しては、日頃からの対策を怠らないようにしようと改めて意識させてもらうきっかけとなりました。
そもそも、言葉自体を知らなかった「レジリエンス」という概念について知ることができたのが、一番大きな収穫でした。
<知らないことはできないので、まずは知ることから始まる>と思っています(^o^)
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