「 家族と高齢社会の法 (17) 」第8回
『家族と高齢社会の法(17)』の 第8回は「老いじたくを支える法制度-①成年後見制度」です。
いぬ・・・どしこうけんせいど?
正しい読み方は「せいねんこうけんせいど」だよw
成年後見制度とは?
「成年後見制度」ってなんだろう?
「成年後見制度」は、判断力が十分ではない人をサポートする目的で作られた制度だよ。
後見には、未成年に対しての後見と、成年に対しての後見の2つの種類があります。
どちらも、判断力が十分ではない人に対しての制度となります。
成年後見制度について、ざっくりと制度の概要は知っていましたが『自分にはあまり関係のない制度かな?』と、ピンときていなかったのが正直なところです(^_^;)
とはいえ、私も40代になり人生の折返しと言われる年齢に突入したので、20年、30年後の将来がそう遠い未来のことではなく現実味を帯びてきました。
将来、老化や病気で判断能力が衰えてしまう可能性が無いとは言えませんし、長生きするほどそのリスクは高まります。
できれば120歳までスーパーおばあちゃんとして、元気に生きられたら最高なんですが…☆
定年後は勉強とまなぴーが恋しくなって放送大学に再入学して、バリバリ勉強してるかも…?w。
30年後のために、今からできることを考える
いつまでも若々しく元気に!が理想ですが、仮に判断能力が衰えたときに、家族や周囲の人にできるだけ迷惑がかからないように、今からできることはしておきたいと思います。
パッと思いつくのは、やはり身の回りの整理と、お金を蓄えておく、ことでしょうか。
家族のことを考えたときに<モノはできるだけシンプルに、お金はできるだけ潤沢に>しておくに越したことはないと思うので…w
実際に制度を利用するかどうかは別として、制度の仕組みや流れを抑えておくことは大切だと思います。
2040年には人口における高齢者の割合が40%近くになる日本としては、こういった制度の重要性がどんどん高まっていくのではないでしょうか。
成年後見制度は利用者数(※)が年々増えているので、高齢化率が高まるにつれて、利用することがより一般的に感じるようになるかもしれませんね。※平成27年のデータでは19万人
まずはこういった制度があるんだ、と知ることが大事だね!
知らないことはできないから、まずは知ろうとすることが大切だね♪
今すぐ制度を使う機会はなくても、10年後、20年後に知識が役立つかもしれません。
時代にあわせて法が変わったり、新たな法や制度ができる可能性があるので、注視しておきましょう!
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