永遠の難題!?持ち家or賃貸
今回は<お家>について考えてみました
マイホームは、人生の3大支出の一つと言われるほど高額な買い物です
だからこそ家にかかる費用についてはじっくり考えたいところだね!
「結局のところ、住む家は賃貸にしたほうがよいのか、それとも持ち家にしたほうがよいのか?」
よく見かける永遠に続く質問です
これを機にお家について勉強し、考え、見直したかったのですが、
私、じつはすでに…
持ち家でした。
!!!
持ち家歴14年目の中堅?でした
そうなんです、すでにバリバリの住宅ローンを背負い、毎日老後の不安に苛まれながら暮らしているところですw
家を購入したのが2006年なので、2020年時点で居住してから14年経ちました
今もお金に余裕があまりない中やりくりしていますが、購入当時はもっとひどい経済状況でした…
そんな経済状況の中でよく家を購入する決断ができたなぁ…と我ながら過去の自分に驚いていますw
ローンを組むこと、家を買うことについて全く知識がなく真剣に考えていなかったからこそ、当時はスパっと決断できたのかもしれません
※良い子は真似せず、大きな買い物は慎重に検討しましょう
それでもなんとか14年間、滞らせることなく住宅ローンを支払ってこられたのは奇跡でもあり、頑張ってきた自分と家族(そして二人の無謀さ)に拍手してあげたいです
住宅ローンは残り21年…(つд⊂)
銀行から定期的に届く「ご返済予定表」を確認したら、最終回返済日が令和23年1月1日でした
Σ(゚д゚lll)
ローンの返済があと21年もある…!
心の声「あぁ、何かの見間違いだと信じたい…」
- 融資年:2006年
- 融資期間:35年
- 最終回返済月:2041年1月
- 返済方法:元金均等返済
- 金利:変動金利
※40万円ほど繰り上げ返済しているので数か月ほどは、完済月が当初の予定より早くなっています
毎月のローン返済額もそうですが、やはり
【あと21年間は滞らせることなく、完済するまで支払い続けなければいけない】
というのは精神的なプレッシャーを感じることは確かです(同時に、それがモチベーションにもなります)
返済当初は残高も多いので、返済し続けられるか不安になることもありました
貯蓄に余裕がない状況で住宅ローンを抱えることは当然不安が伴います。
だからこそ、かなり出遅れてしまいましたが「お金の勉強をしなくては」と今更ながら気づいたわけです
お金についてきちんと勉強したあとだったら…?
「貯蓄が無い状況で住宅ローンを抱えて家を買う」という高リスクな選択をすることは避けて、ある程度の貯蓄やシミュレーションをしてから購入していたと思います
我が家の場合は結果的になんとかなってきたので、今となっては後悔するどころか「家を買って良かった」と思えますが、検討中の方は【まずお金の勉強をして、生活防衛資金をしっかり貯めてから】の購入をおススメします。
貯蓄と計画性(ライフプラン)は大事にワン!
持ち家のメリットは?
持ち家のメリットについても考えてみましょう
持ち家には
- 長期間による住宅ローンの支払い
- 居住部分(専有部)のメンテナンスは自己負担
- 近隣トラブル等があってもすぐに引っ越せない
- 築年数の経過による管理費や修繕費の高騰
- 資産価値の下落リスク
などのデメリット部分は確かにありますが、一方で、メリットもたくさんあります▼
- 資産となる
- 税制面での優遇がある
- ローンを完済しようというモチベーションが出る
- 自分好みにリフォームできる
- ローン完済後は、毎月の住居費負担が軽くなる
- 家に対しての愛着が高まる
- 賃貸よりも月の負担が安くて広い家に住める
- 自分の部屋が持てる
- 精神的に嬉しい!
私の場合は特に近隣周辺でのトラブルもなく利便性もそこそこ良い住環境で、住み心地に満足しています
特に、すでにお星さまになった先住犬が、賃貸時代よりも広いお家で10年以上にわたってのびのびと暮らせたことは、持ち家にして良かったことのひとつだと思っています
以前住んでいた賃貸マンションは、今の住宅ローンで毎月支払っている金額よりも賃料が高いにもかかわらず手狭でした(2年に1回の更新料も痛手でした)
そう考えると、住宅ローン金利などの条件によっては、月々の負担を抑えて広いお家に住むことができるのもやはり持ち家のメリットだと思います☆
自宅のリセールバリュー(一度購入したものを販売する際の、再販価値)については以前マネーフォワードのサービス(※)で無料査定をしてもらったところ、購入価額とほぼトントンでした
※現在はマネーフォワードでのサービスは終了しています
持ち家の方で、売却を検討されたり資産の価値(評価額)を知りたいという方は、売りたい人と買いたいのマッチングサービス「ウルカモ」でオンライン査定(無料)ができるので、検討されてはいかがでしょうか▼
繰上返済よりも、想定リターンの大きい投資信託に回す
購入してから14年以上が経ち、少しずつ古くなって傷んできた部分もありますが、そのぶん愛着も増しています
できる限りこのお家を大事にして、長く住み続ける予定です
今は夫婦二人暮らしですが、この先どちらかが確実にいつかは先に亡くなるわけで…考え始めるときりがないのでその時にどうするかは、その時に考えようと思います
ただ、私が先に天国に行く(行けるのかな?w)ことを考えたときに、夫が困らないようにだけはいろいろ勉強して考えていかないと、と思っています
ローンについては、毎月の返済額を淡々と完済まで支払い続ける予定です
繰り上げ返済はどうするワン?
以前は繰り上げ返済を気が向いたときにしていたのですが、今後はその分を投資に回していく予定です
住宅ローンの変動金利が上昇すれば話はまた変わってくるのですが、
現状は低金利時代真っ只中の
という状況なので、トータルでは投資信託で運用したほうがお得という考えです
たとえば、同じお金を住宅ローンの返済に回すのと、投資信託の運用に回す場合で考えてみます
▼(例)住宅ローン金利が1.275%で、投資信託の利回りが4%の場合
4%-1.275%=2.725%
→住宅ローンの繰り上げ返済では確実に元金返済額に対して年1.275%の利息軽減効果がありますが、投資信託の運用に回すことで4%の利回りがあれば、繰り上げ返済よりも2.725%リターンが多くもらえることになります
もちろん借金をなくすに越したことはないのですが、繰り上げ返済に回すとそのぶん、手元のお金は当然減ってしまいます
そのため、今は▼
- 手元にある程度の自由に使えるお金を残したまま
- 毎月のローン返済をしつつ
- 余剰資金は繰り上げ返済ではなく、投資に回してリターンを得る
現時点ではこのやり方が、自分にとっての最適解との結論です
投資には元本保証はないので、できるかぎりのリスク分散をしたうえでコツコツ資産を増やして、いつか残額一括返済できるぐらいになったらいいな☆
<まとめ>投資信託で繰上返済より大きいリターンを得よう
銀行から届く返済予定表を見ると、毎月確実に返済残高や利息が減っているのでそれが嬉しかったりもします☆
住宅ローンは確かに大きな借金ではありますが、低金利で借金できる(税制優遇あり)うえに、毎月きちんと返済していけばゴールが必ずある性質のものです。
賃貸だったら生涯にわたり家賃を払い続ける必要がありますが、住宅ローンは完済すればそこで終わりです(固定資産税はかかりますが、居住費の負担はグッと減ります)
また、団体信用生命保険に加入しておけば、万が一があったときには住宅ローンは完済となるので安心です。
やはり【支払いにいつか終わりがくる】というのが一つの希望(モチベーション)にもなるので、私は持ち家で良かったと思っています
結局のところ「持ち家か賃貸か?」は永遠の難題であり、全員にとっての正解はないと思います
どちらが良いかは人それぞれ家族構成や環境、資産状況や価値観などによって異なると思うので、まずは「自分がどうしたいか?どういう暮らしをしたいか?」を考えてみるのがファーストステップだと思います
もちろん賃貸にもたくさんメリットはあるので、それぞれのメリット・デメリットをしっかり調べて比較したうえでシミュレーションして、検討するのが良いですね♪
今のお家で暮らせることに感謝!
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