「 家族と高齢社会の法 (17) 」第5回
『家族と高齢社会の法(17)』の第5回は「離婚と子供」です 。
離婚は夫婦だけでの問題ではないんだね。
家族全体に影響することだから、慎重に検討する必要がありそうだね。
子供がいる場合の離婚
前回の「離婚」に続き、今回は《子供がいる場合の離婚において、事前に考えるべき問題》について学習する回でした。
お子さんがいる夫婦においての離婚は、親権やお子さんの精神的、生活的側面などで配慮が必要となり、慎重さがより求められます。
特に親権での争いが多いようです。
日本も海外のように共同親権を取り入れるようになれば、そういった争いは減るのかな?
そんなに単純な問題じゃないのかな?
共同親権にすることによって、監護方法に対しての意見の相違や、子育ての細かい部分においてどちらがどこまで分担するかの線引きが曖昧な部分などが出てくきたり等…、複雑化する可能性もあるのかもしれませんね。
母子世帯における養育費の状況に衝撃をうける
母子世帯においては、養育費を現在も受けている割合が2割にも満たないという衝撃のデータが紹介されていました。
言い換えると、<現在8割以上の母子世帯が、養育費をうけていない>ということです。
養育費をうけないということは、基本的には母親だけの稼ぎで暮らしていかなければいけない、、うーん、大変すぎる。。。
本当だワン。一人で子育てをしながら労働をするのは、経済面だけではなく時間・体力・精神的な負担も大きいと思うワン…
たとえ夫婦二人で育てるとしても、核家族化が進む日本においての子育ては大変だ、ということぐらいは子供のいない私にもぼんやりとですが想像できます。
人ひとりが普通に生きていくことさえ、大変な世の中になってきたような…
そんな中、養育費を受けずに一人で育てていくのってハードモードすぎます(T_T)
苦しいときは積極的に制度を活用しましょう
各都道府県には、ひとり親家庭に対しての生活・養育費相談、法律相談などを行っている窓口や団体があります。
サポートが絶対的に必要な状況もあると思うので、苦しいときは躊躇せず助けを求めて、積極的に制度を活用してほしいです。
国側も、ひとり親世帯がこれ以上貧困に陥ることのないよう待遇を改善するなど、支援をより手厚くしてほしいと思います。
以前の職場で、同僚の方に母子世帯の方がいました。
その方は夕方までフルタイムの仕事をしたあと、さらに別の仕事で夜中の1時まで働いていました。
フルタイムの仕事だけでヘトヘト…^^;になってしまう私は、ただただ頭が下がる思いでした。
そして子供のためなら、と頑張れてしまう母親の強さを目の当たりにしました。
母子世帯・父子世帯どちらも、ひとり親の方はもう十分すぎるほど頑張っておられると思うので、これ以上頑張らなくてもいいような社会の仕組みができるといいのに。
国の偉い方たち、、、どうかお願いします。
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