2023年度開設科目の視聴記録をスタート
こんにちは、aki(@restudyblog)です
3月25日に無事卒業式を終えて間もないですが、2023年1学期より放送大学「生活と福祉コース」に再入学しました!
卒業式の記事はこちら▼
2周目なので視聴メインでゆっくりじっくりと、なるべく卒業しないように楽しんで学習していくのが目標です♪
4月1日より2023年度新規開設科目の視聴ができるようなりましたので、早速、気になる科目を視聴していきますよ~

視聴した科目の中で、面白かったポイントや感想等を視聴メモ代わりに、ブログに記録していこうと思います(*‘ω‘ *)
1回あたりのメモはできるだけ簡潔に、短く、かつ<自由気まま>につぶやくような形式として、1科目に1記事とします(約束!)

というのも以前、やたら1回あたりの記事が長くなってしまい挫折した悲しい過去があるためです…w

ドンマイ!失敗は成功の母ワン!
未履修の科目は手元に印刷教材がないため、あくまでも放送授業のみを視聴したaki個人の感想となります。学習内容の詳細については印刷教材や実際に科目を履修して学習していただければと思います
科目のおおまかな雰囲気だけでも伝わることを目指していきます♪
では早速『より良い思考の技法(ʼ23)─クリティカル・シンキングへの招待─』から視聴記録を開始します
※視聴記録ページでは、1科目で1記事(全15回分)とし、1回の視聴を終えるごとに随時更新していくスタイルにします☆
<第1回>クリティカル・シンカーになろう
より良い思考の技法(23)
主任講師:菊池 聡(信州大学教授)
カテゴリー:基盤科目
メディア:TV
科目コード:1140116
冒頭のテーマ音楽は『錯覚の科学』と同じでしたね♪
聞き手はフリーアナウンサーの黒澤詩音さんです

聞き手の方がいてくださると、学生と同じ視点で質問してくださるのでより分かりやすく、授業内容が身近に感じられます
よくわからないまま視聴スタートしましたがw、そもそも、科目名の『クリティカル・シンキング』ってどういう意味なのでしょう?

ツイッターでは、よく『クリシン』と呼ばれてるワン!
そこはさすが菊池先生、ちゃんと解説してくれてます
クリティカルシンキング=批判的思考のことで、情報を鵜呑みにせずに、注意深く多面的に、偏見を持たず評価していくこと
もっと簡単に言うと<良い思考>のことですね
クリティカル・シンキングの要素として以下があります
- 合理的、論理的であること
- 現実の問題に即していること
- 内省的思考…自分の行動を意識的に振り返ること
- メタ認知…頭の中で行っている情報処理をしっかり認知すること
面白いと感じたのが
というところです
確かに災害時などではとっさの判断が重要になるので、じっくり内省的思考を行っていることで危険性が高まってしまいます
また、合理的思考においては
- ランダム化比較試験《無作為比較試験》での結果
- 比較対照条件と比較して考えること
などの、科学的基準(エビデンス)に沿った考え方が重要になってきます

たしかに科学的根拠があるものと、ないものでは情報の信用度は全く変わってきます
ミニコーナーの<錯覚シアター>では、クリティカル・シンキングをもとにした落語が楽しめますよ♪

菊池先生らしく、錯覚の科学でも使われたような遊び心のエッセンスを随所に感じられました
『クリティカル・シンキング』というものがどういうものか、少しずつ分かってきました
個人の判断が尊重される社会では、自分がきちんと考えて判斷しなくてはいけなくなるので、まさに今、そしてこれからの時代には必須と言えるスキルですね

新しい見方や発見があるたびに、自分の世界が広がると思いませんか?

思いまーす!
この授業でクリティカル・シンキングを身に着けてクリティカル・シンカーになりましょう♪
黒澤さんが馬券の話をされたときに、一瞬菊池先生がタジタジっとされたように見えたのがツボでした…w

1回目ということで少し長くなってしまいましたが、2回目からはもうすこし簡潔にまとめられる…はずです( ^ω^)
<第2回>実践1 社会統計データを読む
第2回はデータを読む際の注意点を学ぶ回です
「いかにもそうなデータでも、そのまま信用するのはちょっと危険だよ!」
ということですね
たとえ、
「これは統計データに基づいた情報ですよ、ででーん!」

と提示されても…

ちょ、待ーてーよ!だワン
そう、ロンバケのキムタクさんを思い出してくださいね!
データを読む際には

そもそもの、統計の取り方が偏っていたり、都合のよいデータだけを開示していないかな?
などをチェックしていかないと『正しくデータを読んでいる』とは言えないのですね
データの抽出方法としては
- 単純無作為抽出法
- 層化無作為抽出法
などのように、全体からランダムにデータをとること、そしてすべてのサンプルを等確率で取り出すことが大切になります
巷に溢れているアンケートなどでは、無作為には行われていないものもありそうですね
なかでも生存者バイアスについてのお話は、激しく頷いてしまいましたw
成功者へのインタビューや成功者の方が出版されたハウツー本などは、そもそも成功しているから世にでている(生き残れている)わけで、同じ方法で失敗した方の意見は聞けない(データとして残らない)んですよね…

そうなると、あくまでもその人にとってはうまくいった方法であって、成功要因としてはインタビューや本などで語られているもの以外にも、様々な要因や背景が数多くあるのだと思います
そう考えていくと、全てを妄信するのではなく、あくまでも判断材料の一つとして参考程度にとどめておくのが良いのかもしれません
さてさて、今回のミニシアターはクイズでした☆

残念ながら、私には数学系は清々しいほど(?)さっぱりなので、第7回の解説に委ねることにします!w

いつか1から数学を学び直して、情報コースに入れる日が来たらいいな…
終わりの方で
という下りがあったのですが、これはまさに『人間にとって貧困とは何か』の第2回で西澤先生がお話しされていたことと重なりますね!
今回の講義では
与えられた情報やデータをそのまま鵜呑みにせずに、データの抽出方法や比較対照、因果関係などを吟味・検討した上で判断することが『正しくデータを読む』ことなんだと分かりました(^^)
<第3回>実践2 インターネット情報を評価する

第3回は、インターネットという情報の大海で流されず、上手に泳ぐための心構えを学ぶ回です
「ONE PIECE」でも海賊船で旅をするときには航海士のナミが必要なように、インターネットにあふれる情報を活用するには、適切な海図や羅針盤が必要です

誰もが手軽に情報発信者になれるようになったことで、主要マスメディアから一方的に受け取るだけだった情報が、あらゆる方向から手に入るようになりました
私自身も今ではこうしてブログやツイッターで発信していますが、自分が小・中学生のインターネットが普及していない時代には、全く考えられないことでした

色々な心理的バイアスを紹介された中で、先生が

自覚的に、あえて自分に不利な情報を探すことも大切です
と言われていたのが印象的でした
<物事は様々な面があるから、メリットだけでは無くデメリットも含めて多角的に情報を捉えて、総合的に判断しましょう>
ということですね
大河ドラマの「篤姫」では、
というセリフが使われましたが、片方だけの意見だけではなく両者の意見に耳を傾けてよく考え、早急に結論づけないことの大切さが説かれています
インターネットがもたらした大きな変化は、恩恵や新たな価値観と同時に、今までにはなかった課題も生じさせています
- 操作された情報ではないか?
- 心理的バイアス(偏り)が生じていないか?
- 自分に都合の良い情報だけを得ようとしていないか?
そうした点を意識しながらインターネットの情報とつきあっていくことが、快適なネットライフを送るには大切ですね♪
- 確証バイアス…自分に都合の良い情報が強化され、否定的なものは目に入らなくなる傾向
- 集団極性化…人が集団で何かを決める時に生じてしまうバイアスで、特にネットでは意見交換の結論は極端な方向に偏りやすい
- エコーチェンバー…狭いコミュニティの中で自分と同じような意見を繰り返し聞くことで、より自分の考えに確信をもってしまうこと
- フィルターバブル…利用者が関心のなさそうな情報はアルゴリズムにより自動的に排除されていくことで、利用者の見たいものしか見えなくなってしまうこと


バブルというと、バブル青田さんが思い浮かびます…w
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